平成29年1月1日(日)10時半頃、不燃ごみや粗大ごみを処理する名古屋市のごみリサイクル施設「大江破砕工場」でピット火災が発生、14時間後に鎮火しました。
年末にも、発火性危険物が不燃ごみに混入し、ごみ収集車の火災が市内で相次いで発生しました。
過去にも、同じゴミ処理施設で火災事故があったので、人的被害が出る前に火災を未然に防止する努力をしたいものです。私たちができることは、ごみを出す前に火災の原因となる発火性危険物等が誤ってごみに混ざって入っていないかを確認しましょう。
発火性危険物の分け方・出し方
- スプレー缶
- カセット式ガスボンベ
- キャンプ用携帯ボンベ
- 使い捨てライター
- 固形燃料(缶入りのもの)
- リチウム電池(充電できないもの)→ +極と-極をセロハンテープ等で絶縁して
発火性危険物として収集するので、可燃ごみの収集日に、可燃ごみとは別にして(少し離して)発火性危険物をひとまとめにし、資源用指定袋または、透明・中身の見える半透明の袋に入れて出してください。
⇒ 名古屋市の発火性危険物の分け方・出し方(名古屋市公式ウェブサイト)
※平成28年10月から、スプレー缶類排出時の穴あけは不要です。(中身を完全に使い切って)使い切れない場合は、お住まいの区の環境事業所にご相談ください。
⇒ スプレー缶類の排出方法(名古屋市公式ウェブサイト)
※資源ステーション(集積場所)には出さないでください。
※収集車や工場の火災の原因になりますので、不燃ごみ・空き缶に混ぜないでください。
家庭ごみ・資源の分け方・出し方
家庭ごみ・資源・リサイクルについても、再度、確認しましょう。
⇒ 家庭ごみ・資源の分け方・出し方(名古屋市公式ウェブサイト)
「路上禁煙地区」の道路上でたばこを吸うと2,000円の過料
名古屋駅・栄・金山・藤が丘の4地区を「路上禁煙地区」に指定しています。路上禁煙地区の道路上で喫煙(歩きたばこ等)した場合は、2,000円の過料を科します。
⇒ 安心・安全・快適条例「路上禁煙地区」及び「喫煙者の責務」(名古屋市公式ウェブサイト)
さいごに
ごみの出し方を間違えることは、不慮の事故につながる恐れもあり、大変危険なことです。面倒でも、今一度、ごみの分別&出し方を確認してからごみを捨てましょう。
また、何気ないごみのポイ捨てであっても、処理には経費が掛かり、私たちの税金が使われることになります。もっと有意義なことに税金が使われるよう、税金が無駄に上がることがないように、小さなことにも気を付けていきたいですね。